はじめに

日本では、ほとんど話題になっていないと思いますが、元クイーンのギタリストのブライアン・メイさんが新型コロナウイルスの感染したと報道されています。彼は、反ワクチンを唱えていた、あのエリッククラプトンを非難していた背景があって、しかも３回目接種を済ませていたのに、感染してしまったことで、彼の面目が丸つぶれとなってしまった状況になってしまった、ということで注目されています。

３回目接種を行なう人は、（重症化したくない、ということではなく）当然、新型コロナウイルスに感染したくないから、接種していると思いますが、ワクチン接種では感染防止効果がないことが、改めて、明らかにされたニュースでしょう。ブライアン・メイさんの感染が明らかになったということは、これはごく一部ではなくて、その背景には、かなり多くの３回目被接種者が感染しているはずです。

本記事では、ブライアン・メイさんの報道についてまとめるとともに、もはや、感染予防効果という意味では今のワクチン接種が意味をなしていないという状況について整理してみます。

結論

以下が結論となります。

クイーンのブライアン・メイさんが３回目接種しても感染したように、もはや、３回目接種しようがしまいが、新型コロナウイルスに感染する人は感染してしまうわけで、ワクチン頼みではなく、自らの感染予防対策が必要になってくる。

3回目接種のブライアンメイ感染の報道

ブライアン・メイとは？

ブライアン・メイさんは、元Queenのギタリストで大変な有名人です。彼のwikipediaには以下の記載があります。

ブライアン・ハロルド・メイ（英語: Brian Harold May、CBE、1947年7月19日 - ）は、イギリスのミュージシャン、天文学者（天体物理学博士）。ロックバンド・クイーンのギタリストであり、自作のギター「レッド・スペシャル」とピックの代わりに使用する硬貨により独特の音色を奏でるギタリストとして有名である。また自作の曲ではリード・ヴォーカルを取ることもある。ミドルセックス州のハンプトン（英語版）出身。英音楽誌「トータル・ギター」の「史上最高のロックギタリスト」2020年版において第１位。ローリング・ストーン』の選ぶ「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第39位、2011年の改訂版では第26位。 また熱心な動物愛護運動家でもある。 2005年に大英帝国勲章３等「コマンダー」（司令官/CBE）も授与されている。

お写真は以下です。

ブライアン・メイ、感染の報道

以下のような報道がなされています。

ブライアン・メイが感染「絶対に同情はしないで」３回接種も妻と一緒に（日刊スポーツ 2021/12/21）英ロックバンド、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイ（74）が、新型コロナウイルスに感染したことをSNSで明かした。反ワクチンを表明した世界的に有名なギタリストでシンガソングライターのエリック・クラプトンを批判したこともあるメイは、3回目のワクチン接種も済ませていたというが、妻とともに感染してしまったという。

この記事で登場するエリッククラプトン↓

自身は、２度のワクチン接種を受けていますが、その際の副反応でひどい目にあったことで、反ワクチンとなったそうです。以下は、その報道です。

反ワクチン派エリック・クラプトン、接種者は「集団催眠」状態　義務化批判（日刊スポーツ　2022/1/27）新型コロナウイルスワクチン義務化に反対の立場を表明している英ロックギタリスト、エリック・クラプトン（76）が、ワクチンを接種した人たちは「集団催眠」状態だと語った。昨年2月にコロナワクチンを接種した後、強い副反応で演奏家生命を失いかけた経験から反ワクチン派になったとされる。

このエリッククラプトンの報道も日本では話題になっていないと思います。

３回目接種でも死亡者、日本

さて、日本では、今や、ブレイクスルー感染は当たり前に起こっていて、新型陽性者の半分が２回目接種済の人です。ブレイクスルー感染率の推移はこちら。

以下は、最近の日本の、３回目接種者が感染したというニュース報道です。

【速報】千葉県内、自宅療養中の２人死亡　３回目接種済みも　新型コロナ（千葉日報　2022/1/31）千葉県は３１日、新型コロナウイルスに感染した７０代と９０代以上の男性計２人が死亡したと発表した。２人はいずれも死亡前日まで軽症で、自宅療養中に容体が急変。県内医療機関に救急搬送されたが、死亡が確認された。９０代以上の男性は１月下旬にワクチンの３回目接種を終えていた。３回目接種済みのコロナ患者が死亡したのは、県発表分では初めて。

「どこで感染したのか…」3回目接種後に感染の医師語る　家族全員が感染（テレ朝news 2022/2/3）3回目接種を終えて1カ月後に感染した医師が実態を語ってくれました。　3回目の接種が急がれるなか、3回目の接種を受けた医師が実際に感染するケースもあります。　愛知県在住の30代医師です。　3回目接種後にコロナ感染、愛知県在住・30代医師：「はじめに倦怠（けんたい）感と関節痛があって、次の日から熱が出てきて、38.0度まで上がって、そこから震えもあるような感じで、数日間はつらい生活をしていたような感じ」　医師は、医療従事者の妻と3歳の娘と1歳の男の子の4人家族。全員が新型コロナに感染し、自宅療養となりました。

３回目接種後にも感染したというニュースは、今後、多く報道されることになると予想しています。

最後に。ワクチン接種の効果はもはや不明。自ら感染予防が必要。

ワクチン接種での感染予防効果には限界があることがわかってきたので、ひどい副反応が起こるワクチン頼みではなく、もはや、自分たちで感染防止を行なっていくしかないでしょう。