3回目接種 ブレイクスルー感染

追加接種(ブースター)いつから?オミクロンに効果ある? 新型コロナウイルスワクチン

ブースター接種、オミクロンに効果ある?

はじめに

新型コロナウイルスのオミクロン株の急激な拡大が起こっていて、その対策の一つとして追加接種(ブースター接種)が急がれています。医療従事者優先分については、既に、2021年12月1日から追加接種が開始されています。高齢者優先分の接種については、2022年に予定されていましたが、当初の計画より前倒しされる予定です。

本記事では、追加接種がいつから開始されるのか?追加接種は果たしてオミクロン株に対して予防効果があるのかについて記事にしています。



結論

追加接種による拡大防止が期待されるが、実際に効果があるかどうかは実証試験で確認もされていないし、効果があったとしても国民の大部分に追加接種を完了するには、高齢者だけでも4ヵ月程度は要するので、ワクチン頼みの拡散防止対策は限界が見えている。ワクチン以外の拡大防止策にも注力していく必要がある。



追加接種はいつから打てるのか?

接種間隔を8ヵ月→6ヵ月に短縮へ

ワクチンの追加接種は、1,2回接種が済んでから8ヵ月経過しないと接種できない規定となっていて、堀内ワクチン担当相は「接種間隔の前倒しを否定「8カ月のライン保つ」」FNNプライムオンライン2021/12/1)としていましたが、特別に早め、6ヵ月でも接種可能に政府にて取り決めがなされました。以下が報道です。

【独自】3回目接種、6か月間隔に前倒し対象を拡大…医療従事者と施設入所高齢者(読売新聞 2021/12/17)

政府が、もともと追加接種を予定していたようですが、オミクロン株の拡大の速さに恐れをなして、急遽、接種間隔を短縮したとことと理解しています。

もともと8ヵ月だったのに、なぜ、2ヵ月も前倒しできるのかは調べてみましたがあまり明らかになっていませんでした。

もともと、接種間隔が8ヵ月であった理由は、厚労省の資料によると、「海外の状況やワクチンの効果の持続期間を踏まえたもの」ということでした。気になるのは安全性ですが、少し余裕を持って8ヵ月としてあったのが、25%の短縮して6ヵ月にしてしまっているわけですから、無理なことになってなければいいと思っています。



海外では、接種間隔3ヵ月のところも

オミクロン株の感染が広がっている欧州などは、もっと短縮されていて、接種間隔がわずか3ヵ月となっているところもあります。

国名報道
英国英政府は11月30日、来年1月までに新型コロナウイルスワクチンのブースター接種の対象を18歳以上の全成人に拡大すると発表した。新変異株「オミクロン株」の感染拡大を防止するためで、2回目の接種からの間隔も6カ月から3カ月に短縮する。(NNA 2021/12/1
フランスフランス政府は27日、新たな新型コロナウイルス対策を発表した。ワクチンの接種を完了してから追加接種(ブースター接種)までの間隔を現在の4カ月から3カ月に短縮する。(日経新聞 2021/12/28
オーストラリア同国では16歳以上の国民の約91%が2回目のワクチン接種を済ませている。1月4日からは2回目の接種から4カ月が経過した国民がブースター(追加免疫)接種を受けられるようになる。同月31日からは2回目の接種からの間隔が3カ月に短縮される。(東洋経済 2021/12/26
欧州等での新型コロナウイルスワクチンの接種間隔


2022年2月から、追加接種開始。早いところは、1月からのところも。高齢者優先分。

日本では、追加接種について、当初、2022年3月から、高齢者優先分を開始する予定だったようですが、これを前倒しし、2022年2月から接種開始することになっています。東京都の一部の区では2022年1月から開始するところもあるようです。

高齢者については、1,2回目接種は、2021年の7月末までに完了しているとして、そこからの接種間隔がおおよそ6ヵ月以上をあけて、追加接種するという形になります。

追加接種の高齢者の優先接種スケジュール(見込み)


追加接種は、オミクロン株に間に合う?→高齢者接種完了、5月内か?

前々回の変異株が今のデルタ株に置き換わるのに、1ヵ月程度ぐらいしかかかっていなかったことを考えるとかなり厳しい状況でしょう。

仮に、現ワクチンが、オミクロン株に効果があるとしても、高齢者優先分の接種開始が2022年2月で、接種完了は、1,2回目接種のときと同様に3.5ヵ月として、2022年5月中旬という計算になります。すでに春になっていますので、だいぶ状況が変わっていると思います。さらに、新しい変異株が出現している可能性もあります。

しかも、これは高齢者優先分だけの話で、一般の人はこのあとからなので、一般人が接種完了するのは、夏・秋とかいうようなスケジュールです。追加接種すると言ってもそんな簡単な話ではありません。



追加接種はオミクロン株に効果があるのか?→抗体量確認だけ。実証試験はまだ。

さて、そもそも、オミクロン株に対して、追加接種による予防効果があるのでしょうか?それに関して、以下の報道がありました。

報道例
・追加接種で高い効果 ワクチン、オミクロン予防 米モデルナ(時事通信 2021/12/20
モデルナによると、実験でワクチンを接種した人の血液を調べたところ、2回の接種ではオミクロン株に対して感染を防ぐ「中和抗体」のレベルは低かった。だが、3回目に2回目までの半量(50マイクログラム)を投与すると、追加接種前の約37倍に高まり、100マイクログラムの投与では約83倍に達した。
・追加接種、オミクロン株による発症予防に70%超の効果=英当局(ロイター 2021/12/11
 英保健安全保障庁(UKHSA)は10日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)により、オミクロン株に起因する軽度なコロナ感染症を70─75%予防できるとの推計を発表した。
・コロナワクチン3種、オミクロン株には追加接種必要か=米研究(ロイター 2021/12/15
 米国の研究者は14日、同国が承認した新型コロナウイルスワクチン3種について、通常の接種回数では新たな変異株「オミクロン株」に対する感染予防効果が著しく低下するもようだが、追加接種(ブースター接種)で予防効果の大半を回復できそうだとする査読前の論文を発表した。
追加接種がオミクロン株に対して予防効果があるとする報道


上記は、オミクロン株に対して、予防効果が期待できるというものですが、どうやら、追加接種による抗体の増加量を調べているだけで、実証試験を行なっていません。オミクロン株登場から間がありませんから、実証試験の結果がまだ得られていないのでしょう。

したがって、追加接種でオミクロン株に対して、予防効果は期待できるけれど、実際のところは、どれだけ効果があるかはまだわからない、というのが現状です。

ワクチン接種による抗体量の増加=各種の予防効果がある

という前提で、ワクチン接種で予防効果が得られそうということです。



最後に

追加接種には期待したいですが、そもそも国民の過半数に接種するだけで膨大な時間がかかってしまうので、ワクチンだけに頼るのはかなり厳しそうです。政府のきちんとした水際対策に期待です。



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