はじめに
イベルメクチンは新型コロナウイルスに対して予防薬として、感染予防・防止効果が期待されていて、米国では医師が感染予防のためにイベルメクチンを使用しているそうです。
イベルメクチンは、新型コロナウイルスに実際に効果があって、しかも安価なため、製薬会社にとっては都合が悪い(儲からない)ようで、工作活動が行われ、日本ではインチキ扱いになっていますが、報道でもその効果が報道(ロイター)されていますし、尼崎市の長尾クリニックの長尾和弘医師は、実際に治療にイベルメクチンを使用して実績をあげられています。
さて、新型コロナウイルス感染時のイベルメクチンの服用方法については、既報の「イベルメクチン、感染時の飲み方? いつ? どれだけ? いつまで? 新型コロナウイルス」で記事にしています。しかし、イベルメクチンを感染予防として使う場合、薬を服用すればいいのはわかりますが、どれくらいの量を、どれくらいのタイミングで服用すればいいのかがわからない、と思います。
本記事では、新型コロナウイルスの感染予防として、イベルメクチンを使う場合の服用方法について、
- FLCCC(新型コロナ治療最前線のクリティカルケアアライアンス)が、2021年の東京オリンピックに参加する選手に配布した、イベルメクチンでの予防プロトコル(手順書)
- 米国のコロナ治療に関わる医師がイベルメクチンの服用方法
を、具体的に、イベルメクチンをどのように服用すればよいかをまとめています。
結論
以下の結論となります。調査した結果、以下のようにイベルメクチンを服用すると、新型コロナウイルスの感染予防に効果がある可能性がある。
- 一般の人 … イベルメクチンを18mg×7日ごとに服用。
- コロナ治療に関わる医師など … 週に2回、12mgを服用
感染予防のための、イベルメクチンの服用方法
コロナ治療を行う医師の場合
既報の「イベルメクチン、感染時の飲み方? いつ? どれだけ? いつまで? 新型コロナウイルス」の中の動画で、日本オーソモレキュラー医学会・代表理事 こどもコロナプラットフォーム代表発起人 柳澤厚生氏が、感染防止のためのイベルメクチンの服用方法について、触れています。↓(後編 38:33)
抜き出すと以下の通りです。但し、これは、コロナ治療を行う医師の場合です。
・週に2回、12mgを服用 |
通常の人の場合は…?
上記は、コロナ治療を行う医師のケースであって、一般の多くの人は、もっと、ウイルスとの接触確率が低いと思いますので、もう少し、服用量が少なくてもいいはずです。
調べてみたところ、イベルメクチンを取扱うベストケンコーさんの商品説明のページに、COVID-19の予防・早期治療プロトコルの記載がありました。プロトコルとは、手順という意味合いになります。
これは、FLCCC (新型コロナ治療最前線のクリティカルケアアライアンス)が、日本オリンピック委員会に提出したものです。(2021年6月5日) これは、2021年の東京オリンピックに出場する選手向けに新型コロナウイルス予防のために提出された資料のようです。同資料には「予防プロトコル」「早期自宅療養プロトコル」「暴露後予防」の3つの項目があり、下表は、このうち「予防プロトコル」の内容です。
<8歳以上で40kg以上の成人> ・イベルメクチン 18mg錠;治療開始初日1回,後は毎週(7日ごと) ・ビタミンD3 2,000 IU (50μg);毎日 ・複合ビタミン 1錠;毎日 |
体温測定は各自測定してもらうとし、ビタミン補給も当然効果があるとして、「イベルメクチンを18mg×7日ごとに服用」というのが、その内容となっています。
まとめ
上記の内容をまとめると、下表のようになります。
対象者 | イベルメクチンの服用量 |
---|---|
(1)コロナ治療を行う医師(≒医療従事者?) | 週に2回、12mgを服用 |
(2)オリンピック選手向け(≒一般の人?) | 18mg×7日ごとに服用 |
一般の人は、新型コロナウイルスに感染することはまれと思いますので、感染してから考えればいいかと思います。しかし、以下のような「なんとしても感染するわけにはいかない人」は、上表の(2)の新型コロナウイルスの感染予防をすると、より、賢明でしょう。
- 受験生、結婚式を控えている、…
- 重要な出張を控えている。(講演会、会議、…)
- 多忙で絶対、休めない。(飲食店の店長、従業員さん…)
- 感染が発覚すると、業務に支障が出る、騒ぎになる(芸能人、政治家…)
- 健康上、感染するとまずい…
ちなみに、前述の、イベルメクチンとビタミンのセット商品は、ベストケンコーさんで販売されています。気になる人にはおススメです。
ベストケンコーのコロナ予防プロトコル(イベルメクチン12mg50錠/ ビタミンD(カルシトリオール)/ マルチビタミン)最後に
今や、ブレイクスルー感染で、ワクチン接種しても感染、発症するのが、当たり前になっていますので、イベルメクチンでの感染予防するのは賢明です。ちなみに、厚労省データによれば、ブレークスルー感染率は44.1%(2022/1/30)です。ブレイクスルー感染の推移グラフはこちら。
イベルメクチン服用に際しては、かかりつけの医師に確認してからにしましょう。