はじめに

「ワクチン後遺症」の話です。新型コロナウイルスの後遺症のことではありません。

「ワクチン後遺症」とは、最近できた言葉のようで、いわゆる接種後に元の状態にもどる副反応とは異なり、ワクチン接種後、しばらく経過しても、倦怠感、歩行困難などの症状が続く不具合を指しています。どう考えてもワクチン接種がきっかけで起こったとしか考えられない、というもの。

現時点で、「ワクチン後遺症」は認められていないし、医療関係者にも知られていないので、そのような不具合があって病院に行っても、原因不明、心の病として取扱われてしまうというような状況です。

本記事では、まずは、「ワクチン後遺症」とはどのようなものか？についてまとめてみます。

結論

以下の結論となります。

ワクチン後遺症とは、接種後に消失する副反応とは異なり、接種後も倦怠感などが継続する不具合のことである。
ワクチン後遺症は、まだまだ認知されていない状況であるが、イベルメクチン、抗酸化治療、上咽頭擦過療法（EAT）が検討されている。

ワクチン後遺症の症状はどんなものか？

ワクチン後遺症の症状として、次のような症状があるとされています。

・強い全身倦怠感。
・疲れやすい。
・動いたらすぐに疲れる。
・胸が痛い。
・あちこち痛みが移動する。
・食欲がない。
・人によっては歩きにくい。歩行困難
・認知症のように短期記憶が障害される。ものが覚えられない。

・心臓痛
・胸痛
・手足のしびれ
・頭痛
・めまい
・動悸
・息切れ

ワクチン後遺症の症状とされるもの

（参照）Youtube【特集】ワクチン後遺症～副反応ではない慢性的な後遺症の訴え～、ワクチン接種後に全身機能低下。寝たきりで休職している現状を取材【大石が深掘り解説】を参照に表を作成。

ワクチン後遺症の報道の内容

以下のようなニュース報道があります。

「多くの人が困っている…」“ワクチン後遺症窓口”設置を明言　名古屋市河村たかし市長（CBCテレビ 2022/2/9）ワクチン接種後の体調不良に苦しむ人たちについて、名古屋市の河村たかし市長は、来週にも後遺症の相談窓口を設置することを明らかにしました。接種後ほぼ寝たきりの女性（５０代）
　「（ワクチンを）打つ前と打ってからの生活があまりにも違う。何もできなくなった。それ（ワクチン接種）しか違いはないので、ワクチンのせいだろうと思いました」

「ワクチン後遺症」知って　２３歳女性、長引く体調不良訴える（河北新報　2021/11/17）起きているのがやっとという表情で経過を説明し始めた。ネットで「ワクチン」「副反応」と検索しても、自分のように長く続く症状の情報に行き当たらない。横浜市や厚生労働省などの相談窓口に専門の医療機関や治療法を問い合わせたが、「予防接種後健康被害救済制度という『お金』の話をされるばかり」だった。仕事は接種当日から在宅勤務を続けたが、状態は改善せず休職を決意。１０月上旬に仙台の実家へ戻り、療養を続ける。

CBC（中部日本放送）では、精力的にワクチンについて報道していて、ワクチン後遺症についても取り上げていますので、確認してみてください。

映画もできた！

新型コロナの治療で有名な長尾クリニックの長尾和弘医師らは、「ワクチン後遺症」という映画も作成し、ワクチン接種の危険性について訴えています。現在、大阪で上映しています。

治療方法は？

ワクチン後遺症の治療の取り組みについては、後日、まとめてみようと思いますが、私の知る限り、次のようなものがあります。ここでは、ごく簡単に概要を書いてみます。

取り組み	内容
１．長尾クリニック　長尾和弘医師	テレビ出演、書籍や動画など多くの情報発信で有名。おそらく主にイベルメクチン処方などで対応されている様子。これまで50人以上のワクチン後遺症患者を対応。「長尾和宏医師と対談　「ワクチン後遺症とイベルメクチン」後編」を参照。
２．抗酸化治療	犬房春彦　ルイ・パストゥール医学研究センター／医師・医学博士。薬ではなく抗酸化作用の強いサプリメントtwendee X（今の商品名はオキシカット）を処方することで酸化ストレスを下げる。2022/3まで、後遺症で困っている人に無料配布中。同氏のYoutubeチャンネルはこちら。
３．上咽頭擦過療法（EAT）	福田内科クリニックの福田克彦医師。塩化亜鉛溶液を浸した綿棒を鼻やのどから突っ込み、患部をこすって殺菌作用で上咽頭のうっ血を解消し、炎症を和らげる。上記の犬房春彦氏のYoutubeチャンネルで紹介あり。こちら。

ワクチン後遺症に対する取り組み例

ちなみに、上表の２．抗酸化治療で使用する、オキシカット（Twendee X）は以下で購入できます。